就職活動の流れ

求職活動の前に確認しましょう

求職活動を始める前に、求職活動全体の流れの中で、自分が今どの位置にいるのか、何をしなければならないのかを確認することが大切です。

「ワーク・スポット」では、これら一連の就職活動においてトータルでサポートするため、無料就職支援セミナーの開催や職業相談を行なっています。

就職活動の段階

1.自己理解

自分のやりたい事が見つかっていますか?

地域の雇用環境を理解すると同時に、自分のやりたい事を明確にすることからはじめましょう。

2.職業理解

業種や職種、就職のために必要な資格などの情報を持っていますか?

自分の身近にあって、知っている職業の中だけから選んでいませんか。職業の種類は3万種類ともいわれております、職業選択の幅を広げましょう。

3.企業選定

応募する企業が決まっていますか?

やりたいこと、持っている資格や経験を整理して働きたい企業を選定し、可能な限り情報を集めましょう。

4.応募書類

説得力のある応募書類が作成できていますか?

応募する企業を想定して、オンリーワンな履歴書や職務経歴書、自己紹介書を作成しなければなりません。送付状や送付方法についても細かな配慮が必要です。

5.応募・面接

面接のマナーは万全ですか?

「面接は、慣れること」とよく言われます。どんな質問にも対応できるように準備が必要です。

お問い合わせ

一般社団法人 苫小牧地域職業訓練センター運営協会
   (スキルアップセンターとまこまい)

〒053-0052 苫小牧市新開町4丁目6-12

TEL 0144-55-6622
FAX 0144-51-2225
Mail staff@tomakomai.ac.jp

就職活動の流れ

求職活動全体の流れ、自分が今どの位置にいるのかを確認することが大切です。

提供サービス

職業相談、職業紹介の他様々な就業支援サービスを無料で提供しています。

就職支援情報

就職前の準備やキャリア形成に必要なノウハウを無料就職支援セミナーとして行なっています。

求人情報一覧

公共職業安定所と同様に無料で利用できます。

自己理解

求職活動は、自分で目指すべき「就職先」を見つけ出し、自分の判断で応募していかなければ成功しません。

また、就職活動は「自分」という商品を企業に売り込むことでもあります。

商品を売り込むためには、商品の長所短所、商品価値、どれだけ役に立つかをアピールして気に入ってもらえなければ買ってはくれません。

そのためには、自らを深く理解し、見つめなおす作業が必要になります。そして、その作業によって現れてきた「自分」こそが、これからの進路に向けての判断の「基準」になります。

自己理解は「応募企業の選定」「応募書類の作成」「面接での自己説明」の場面で役立ちます。

無料就職支援セミナーのコースに「自己理解」があります。

自己理解を行なう方法

  • 自己分析
    • 自分史の作成
    • 自己分析シートの記入
  • 他者からのフィードバック
    • 自己開示と他者からの評価
    • グループワークによる自己紹介と他己紹介
  • 客観的データ
    • VPI興味適性検査
    • 一般職業適性検査
    • 各種のチェックシート
  • キャリアプラン作成
    • 自分と家族の関わりを整理
    • 誕生から死亡するまでのイベント確認
    • 生涯における「仕事」(キャリア)を考える

職業理解と企業選定

情報収集し、的確な理解をして進路選択やキャリア形成へ活用しましょう。

職業理解の手順

職業理解という観点から職業選択の手順を整理すると以下のようになります。

  • 自己理解を深め、どのような人生を送りたいかを決め、職業に就く目的を明確にします。
  • 産業や職業について、幅広く情報を集め理解を深めます。
  • 希望する職業の内容について吟味します。
  • 自分の興味、関心、適性及び希望などとの関わりについて吟味します。
  • その職業の具体的求人事業所等を選択し、その条件や内容を調べます。
  • 選択した事業所等に応募し、採用選考を受けます。

職業・産業・事業所の理解

職業の理解

社会には3万種類の職業が存在すると言われています。職業を理解する第一歩は、どのような職業がどのような関係を持って存在するのか、その全体像をできるだけ幅広く理解する事が必要になります。代表的な情報として厚生労働省職業分類があります。

産業の理解

職業を選択する場合、「事務員」などの仕事の内容から選ぶ場合と「サービス業」などの業種、すなわち産業から選択する場合があるので、職業と並んで産業についても理解する事が必要です。

事業所の理解

事業所を理解するために何を調べたらいいか、一般に次の項目が必要とされます。

  • 地理的条件
  • 事業所の形態(民間か公務か)
  • 企業規模(大企業、中小企業、本店、支店、営業所など)
  • 業種(製造、商社、金融、サービスなど)
  • 勤務形態(勤務時間、休日、交代制など)
  • 経済的条件(賃金、昇給など)
  • 企業の将来性、成長性など
  • 職業自体の専門性(必要な資格、専攻など)
  • 職務の内容
  • 福利厚生
  • 業界内での評価・評判
  • 転勤の有無

応募書類

採用される応募書類

求職活動において、応募先企業が決まったら応募書類の作成に取り掛かります。 書類選考のある会社、他のたくさんの応募書類の中から、いかに採用担当者の 目に留まる応募書類を作れるかが採用のポイントになります。
他の応募者達と差をつけられる自分自身のプレゼンテーションと しての応募書類を作成出来るようになりましょう。

応募書類の種類

履歴書

履歴書は、応募者の住所、氏名、連絡先のほかにこれまでの学歴・職歴・職業訓練歴から取得資格や家族構成など、人物の基本データを企業の採用担当者に理解してもらうための書類です。

 

自己紹介書(自己PR)

市販の二つ折り履歴書用紙では、一般的に右半分に位置している趣味・特技、志望の動機や家族構成などを伝える書類です。履歴書では唯一自己アピールできるスペースなので、ありきたりな言葉でなくしっかり自己PRしましょう。

 

職務経歴書

履歴書の職歴には書ききれない、これまで経験した仕事の詳細を伝える書類です。能力や実績などを具体的な例をあげて、A4用紙一枚程度に横書きで見やすく判りやすくまとめます。手書きでも構いませんが、一般的にはパソコン(ワープロ)で作成します。

 

送付状(添え状)

単に送付案内するだけでなく、ビジネス文書のマナーに沿った文面で作成したうえで、ここでも簡潔に自己アピールをしましょう。

 

ジョブパスポート

応募書類の一つとして、仕事経験の浅い(少ない)若年者が、ボランティア活動やインターンシップなどを通して得ることができた、社会参加への意欲や適性・能力をアピールできる書類として、厚生労働省が普及を推進しているものです。

面接マナー

面接の目的

 
応募者はどのようなキャラクターなのか

求人している職種(職務)が求める要素を応募者が満たしているかどうか

  • 第一印象
  • 礼儀作法
  • 身だしなみ
  • 話の理解度
  • 説明力
  • 言葉遣い
  • 性格
 
応募者は当社でどんな活躍をする可能性があるのか
  • 職務経験
  • 企業(業界)研究
  • 志望動機
  • 自己PR
  • 向上心
  • キャリア形成意欲

 

面接は、企業が応募者を選抜するためだけのものではありません。応募者が、自分の夢を実現させるためにふさわしい企業かどうかを見極めるためのものでもあります。積極的な情報収集を心がけましょう。

面接当日までの準備

 
応募書類の内容確認
  • 事前に送付したか、あるいは面接時に持参する予定の応募書類は記載内容をよく確認する。
 
企業情報の確認
  • 応募する企業の業界全体の動向
  • 応募する企業の業務内容と地域での役割
  • どれだけ強く就職したいと思うか
 
面接での想定問答の練習
  • これまでの経歴(応募先企業が求める能力を重点に)
  • 退職(転職の)理由(正直に、前向きに)
  • 長所と短所(自分をどれくらい理解しているか、表現力)
  • 志望動機(どうしてもここで働きたいという強い気持ち)
  • 自己アピール(企業が求める能力に対して何ができるか、どのような貢献ができるか)
  • 質問事項(業務内容、勤務条件)
 
その他
  • 道順や所要時間の確認
  • 新聞、ニュースのチェック(最近の時事問題に対する自分の意見)
  • 応募書類、筆記用具
  • 服装

面接時のマナーと礼儀

マナー
  • 第一印象
  • 身だしなみ
  • あいさつ
  • 姿勢
  • お辞儀(語先後礼)
  • 面接のながれ
礼儀作法
  • 入室から退室まで